当社のこだわり

大島石は江戸時代から銘石と呼ばれ、特に中国、四国、関西では伊予銘石として知られ絶大な人気を誇っています。

最大の特徴は、石目に上品な青みがあり、細かく均等で、硬く雨水を吸水しにくいため変色しにくく、お墓に向いている石材となります。

大島石には等級がたくさんあり、一つの丁場の中で採石される場所によっても、色味や目あいは異なります。

心配される南海トラフ地震。
当社住所で今後30年間に震度6弱以上となる確率が60.3%になると、2021年発表されております。

このような今、何ができるのかを日々考え、当社は少しでもお客様のお役に立てるようお墓の地震対策を試みております。

当社が採用しているのは、墓石用地震ゲル「泰震」（タイシン）です。
こちらは墓石用に開発された免振ゲルとなっており、地震の衝撃を吸収し分散させることができます。
実際に「京都大学防災研究所」にて振動実験をクリアしており、その技術は特許も取得しております。

この映像は京都大学防災研究所にておこなった実験動画となります。

冒頭にある大型墓石は高さが2.7mあり、阪神淡路大震災の揺れを165％増幅させた実験に耐えています。

実験に使用した地震波は、阪神淡路大震災と新潟県中越地震のものを使用しております。これは大きく地震波形が異なる揺れにて実験を行うためとなります。

地震対策として泰震ゲルの他にも、石と石の接合部分に特殊金具と接着剤を使用しております。

一般的に使われている金具を「3倍強度」があるL型モノコック金具に変更したり、地震により基礎とお墓がずれることを防ぐために3次元金具を使用して、更なる対策を試みております。